車選び

フランス系自動車メーカーの特徴と選び方(ルノー、プジョー、シトロエンまで)

「どのメーカーの車にするか」も車選びで重要な部分です。
フランス車は日本ではまだまだ普及していませんが、日本の車幅に合ったコンパクトな車種が多く、意外とおすすめです。最近は価格もリーズナブルになってきており、懸念点であった故障や燃費の部分もすこぶる改善されています。
さてそんなフランス車にはどんなメーカーがあり、どんな特徴があるのかをご紹介していきます。

1.ルノー

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欧州最大の自動車メーカーとなる「ルノー」。1989年に設立以来、優に100年以上の年月欧州で車を販売してきた老舗の自動車メーカーです。日産の事実上親会社としても有名。日本で言うところのトヨタ、ドイツで言いえばフォルクスワーゲンの様に、欧州の自動車産業に大きく貢献しているメーカーです。
ただし規模は多いですが、ラインアップはコンパクトカーが主体となります。

                    デザイン 全体的に丸みを帯びた温かみのあるフォルムが特徴的です。国産車から比べると内外装ともに個性的ですが、フランス車としてはややシンプル路線です。
日産車にもデザインを流用していますので、日産車をやや個性的にしたデザインと捉えるとイメージしやすいかと思います。
 走行性能 パワーや扱い易さに関しては国産のコンパクトとはさほど変わりません。ただし国産と比べるとややサスペンションが固く、ゴツゴツした乗り心地になる車種もあるのでその点は考慮が必要です。
 その他 燃費性能は欧州車の中ではトップクラスです。また近年は国内の日産ディーラーなどで購入や維持メンテナンスも行なってくれる所がありますので、より維持し易い車となってきています。
 新車価格帯 200万円~500万円が主体
 主力車種 ルーテシア(クリオ)、メガーヌ、キャプチャー、コレオス、トゥインゴ、カングー2など
特別グレード名 RS(ルノー・スポール)

フランス車としてはデザインも控えめで、燃費・価格・メンテナンス環境なども良好なため、国産コンパクトから乗り換えし易いフランス車メーカーです。ちょっと趣向を変えてフランス車デビューをしたいという方にはうってつけでしょう。

2.プジョー

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フランスの実業家一家「プジョー家」が1882年に設立した自動車メーカー。歴史上最も古い自動車メーカーの一つとしても有名なメーカーです。小型車がメインとなり、プジョーの車は古くから欧州の足として愛されています。またWRC(世界ラリー選手権)やル・マン24時間レースなどのモータースポーツにも積極的に参戦し功績を残しており、モータースポーツを勝ち抜く高い技術を持ったメーカーでもあります。
近年は、SUVやミニバンなど小型車以外のラインアップも充実してきています。

                    デザイン 外装デザインはプジョーのエンブレムを連想させる様な、まるで小獣の様な顔つきが特徴的なデザインとなっております。インテリアは質感が高く、フランスならではの高級感が溢れたデザインとなっております。金属製の素材が多いのも特徴的。加えて近年はスポーツ路線のデザインもインテリアに取り入れられてきています。
 走行性能 「猫足」と呼ばれる独特の走行フィーリングが特徴的です。サスペンションなど足回りはやや柔ら目ですが、驚くほど軽快な走りをし、他メーカーとは似ても似つかない独特の操作が楽しめます。パワーやボディサイズは国産コンパクトとさほど変わりません。
 その他 主力となるのはプジョー208やプジョー308といったコンパクトハッチバックですが、近年はワゴンモデル、SUVモデル、7人乗りミニバン、大型セダン、クーペなどかなりラインアップが豊富となってきています。
 新車価格帯 200万円~700万円が主体
 主力車種 プジョー208、プジョー2008、プジョー308、プジョー3008、プジョー508、プジョー5008、プジョーRCZなど
特別グレード名 GT Line

プジョーはデザインも走りの面も「フランス車ならでは」というよりは、「プジョーならでは」といった要素に溢れたメーカーで、プジョーが好きで乗り継いでいる方も多いです。一方で初めて購入する場合は、試乗などをしてみてプジョーの作り方が気に入ったらプジョーデビューするのが良いかもしれません。

3.シトロエン

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シトロエンはルノー、プジョーに次ぐフランスの大手自動車メーカー。現在はプジョーと提携し「PSA・プジョーシトロエン・グループ」を作り、両社の技術を持ってより良い車作りを進めています。
シトロエンも元々は小型車をメインに作っているメーカーでしたが、近年はC5、C6といった高性能で大型な乗用車も製造する様になってきました。

                    デザイン シトロエンは小型車と大型車で趣向がかなり異なります。
小型車・・・丸みを帯びたオシャレで柔らかいデザイン。インテリアはスポーツ路線。
大型車・・・直線状のエッジの効いた鋭いデザイン。インテリアはまるで航空機のコクピットの様なメカメカしさと、応接間の様な上質さが入り混じる。シトロエンのデザインは、車種によって、また時代によっても変化の波が激しいです。近年は全体的にスポーツ路線になってきている印象もありますが、また変わるかもしれません。なお「DSシリーズ」と呼ばれるデザイン重視の特別シリーズは驚くほどの個性が詰まった濃いデザイン。
変動はあるもののそれだけデザインに注力しているメーカーと言えそうです。
 走行性能 「ハイドロニューマチック(もしくはハイドラクティブⅢ)」という特殊なサスペンションを組んでおり、まるで雲の上を走るかの様なやさしく滑らかな走りをするのが特徴的です。パワーは控えめに設定している車種が多く国産車同等レベルです。大型車などでは国産車よりもローパワーな車種もあります。
 その他 かつては「シトロエンは故障が多い」と言われる事が多かったですが、近年は大幅に改良されており故障に悩まさせる事はさほど無くなってきました。ただしディーラー数がフランス車メーカーの中でも特に少ないため、日々のディーラーメンテナンスが難しくなるのが懸念点です。
 新車価格帯 220万円~500万円が主体
 主力車種 シトロエンC3、シトロエンDS3、シトロエンC4、シトロエンC4ピカソ、シトロエンDS4、シトロエンC5、シトロエンC6など
特別グレード名 DS

シトロエンの場合、最大のポイントはデザインになってくるでしょう。特にDSシリーズは元々のデザインも個性的ですし、更にカラーやオプションパーツの変更も自由自在に行なえるため、個性を惜しみなくアピールできます。
デザインを追及したコンパクトカー選びをしたい方にはうってつけの選択肢と言えるかもしれません。

 

まとめ

フランス車はいずれのメーカーも、フランスの細々とした市街地の路地に合わせ、コンパクトでパワーを抑えた車を多数ラインアップしています。このためサイズ的には日本国内でも扱い易く国産車からでも乗換えがし易いです。それでいて各メーカーそれぞれでデザインや走行性に濃い個性がありますので、もう一歩個性を求めたいという方にはフランス車はおすすめです。

 

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コメント

  1. 名無し より:

    有益な情報を提供してくださるのは有難いことですが、他の記事にも散見されますが、数字等の誤字が多いので一度見直されたほうがよいのでは?

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