車選び

国内各自動車メーカーの特徴と選び方(トヨタ・日産・ホンダ~光岡まで)

「どのメーカーの車にするか」も車選びで重要な部分です。
各自動車メーカーで車造りのポリシーや持っている技術が異なりますので、それぞれのメーカーの特徴を理解する事が良い車選びに繋がってきます。そこで国内各自動車メーカーの特徴と選び方のポイントをご紹介してきます。
※ここでは国内自動車メーカーについて記載します。

トヨタ自動車

 

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「トヨタ」は国内最大規模の自動車メーカー。コンパクト、セダン、ミニバン、SUV、スポーツカーとほぼ全てのジャンルの車を製造しています。(軽は子会社のダイハツに分離)

                    デザイン 全体的にシンプルかつ柔らかめなデザイン。やや女性や年配の方向けのデザインとななっている車種が多いです。ただ近年はクラウンなどセダン系の車にもアグレッシブなデザインを採用しており、若者志向のデザインに変わりつつあります。
 走行性能  良くも悪く万人向けです。運転のし易さ、乗り心地の良さ抜群ですが、スポーツ走行などを求める方には不向きです。
 その他  国内でディーラーが最も多いメーカーですので、日々のメンテンナンスサービスを利用し易いのが大きなメリットです。
 新車価格帯  140万円~380万円が主体
 主力車種  Vitz、アクア、プリウス、カローラアクシオ、クラウン、マークX、ウィシュ、アルファード、ランドクルーザー、ハリアー、86など

トヨタはデザイン、走行性能、価格いずれにおいても水準が高くトータルの良さを求める方にはおすすです。ただ飛びぬけた個性というのが乏しいメーカーですので、車に拘りがある方にはやや不向きかもしれません。

日産自動車

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日産はトヨタに次ぐ国内第2位の大手自動車メーカー。「技術のニッサン」と言われる通り、走行面の技術に一際注力しているメーカーです。フランスの大手自動車メーカー「ルノー」と業務提携(事実上子会社)している事でも有名です。

                    デザイン 近年の日産車は内外装ともルノーの影響を受け欧州風のデザインに移行しています。欧州風のシルエットが好きな方にはうってつけのメーカーでしょう。
 走行性能 コンパクトカーなども含め全体的にややスポーツ志向です。スポーツ性を重視する方にはおすすめのメーカーです。やや燃費がライバルに対して低い車種が多いのが欠点。
 その他 経費節減のためタイなどアジアで生産されている車が増えてきています。なお日産の軽自動車の大部は三菱自動車からのOEM、一部のミニバン車種(ラフェスタなど)はマツダからのOEMとなります。
 新車価格帯 120万円~350万円が主体
 主力車種  マーチ、ノート、ジューク、ブルーバードシルフィ、スカイライン、ラフェスタ、セレナ、エルグランド、X-TRAIL、フェアレディZ、GT-Rなど

日産は走行性能や”走り”の面に注力したメーカーであり、セダンやクーペなど高額な車種ほどそれが顕著です。走りを求める方にはおすすめのメーカーです。

ホンダ

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トヨタ、日産に次ぐ国内の大手自動車メーカー、ホンダ。
ホンダも日産同様、走りの技術に注力しているメーカーで(特にエンジン)、その走行性には世界的にも定評があります。ラインアップはFFのコンパクトカー、ミニバンが主力。なおオートバイでは世界一のシェアを獲得しているメーカーでもあります。

                    デザイン 直線状の若々しいデザインの車種が多いです。内装はスポーツ路線でややメカメカしいデザイン。若い方やアクティブさを出したい方には特におすすめです。
 走行性能 ホンダも走行性はスポーツ寄りで、やや操作がクイックです。運転が苦手な方には若干不向きですが、走りを楽しみたい方であればコンパクトカーなどであってもかなり期待に答えてくれるでしょう。
 その他 同じ1Lエンジンでも他車のエンジンに比べ吹け上がりが良いです。エンジンのレスポンスに拘りがある方はおすすめのメーカーと言えます。ラインアップはややコンパクト、ミニバン多め。
 新車価格帯 120万円~300万円が主体
 主力車種  Nシリーズ、フィット、シビック、アコード、レジェンド、ジェイド、ステップワゴン、オデッセイ、ジェイド、CR-V、インテグラ、NSXなど

デザインも走行性もスポーツ志向な車種が多く、この点をどう捉えるかがポイント。あまり派手派手しいデザインや走りの車は嫌やという方には不向きですが、その逆であればおすすめです。

マツダ

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コンパクト~中型乗用車を主力とするマツダ。
近年はデザイン面や性能面で独自路線の取り組みを進めており、個性が強くなてきているメーカーです。世界で唯一ローターリーエンジン技術を有しているメーカーとしても有名。

                    デザイン 現在ほぼ全ての車種に「流(NAGARE)デザイン」を採用しています。流線系で和のテイストも感じられるマツダ独自の唯一無二のデザイン。やや癖がありますが個性を求める方にはおすすめです。
 走行性能 全体的に軽快な走り、低燃費な走りをする車種が多いです。SKYACTIV 技術を導入している車種は燃費性能に特に優れ、また安定性や安全性にも秀でています。
 その他 ラインアップが小型車中心で、大排気量エンジンを積む車も少ないです。(フラグシップのアテンザでも2.5リッターエンジン)
 新車価格帯 120万円~300万円が主体
 主力車種  フレア、キャロル、デミオ、ベリーサ、アクセラ、アテンザ、プレマシー、MPV、CX-3、CX-5、ロードスター、RX-8など

以前は性能面でトヨタや日産にやや劣っていましたが、今現在はほぼ同水準です。デザインが内外装とも個性的ですので、デザインをどう捉えるかがポイントとなってきそうです。若い方などにはおすすめかもしれません。価格もやや安めに設定している車種が多いですしね。

三菱自動車

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三菱財閥が運営する歴史の長い自動車メーカー。2000年に「三菱リコール」問題を起こし失速していましたが現在は再び勢いを取り戻してきています。
ラインアップは多岐に渡りますが、4WD(RV、SUV)分野に特に強みがあります。

                    デザイン 軽やコンパクトはかわいい路線、セダン、ミニバンなどはオフロードを意識した無骨なデザインに分かれます。特にパジェロシリーズは内外装とも古き良きクロカン風デザインを頑なに採用していますので好きな人にはうってつけです。
 走行性能 三菱は4WD技術とボディ技術が高いメーカーです。パジェロやランサー、デリカなどその技術を惜しみなく投入している車は、オフロードで高い走行性を発揮します。
 その他 近年ディーラー数が全国的に減ってきており、日々のメンテナンスサービスなどが受けにくいのが欠点。
 新車価格帯 120万円~300万円が主体
 主力車種 ミニカ、EKワゴン、i-MiEV、ミラージュ、ランサー、ディグニティ、アウトランダー、デリカ、パジェロ など

三菱自動車は軽自動車からセダン、ミニバンまで幅広いジャンルを展開していますが、特に秀ているのはやはりRVやSUVなど4WDジャンルと言えるでしょう。逆に他のジャンルはやや個性の弱い車種が多い印象を受けます。

SUBSRU(富士重工)

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SUBARU(富士重工)は飛行機会社から戦後を経て一大自動車会社に成長したメーカーです。もともとは小型車が中心でしたが、WRCラリーのフィードバックから、インプレッサ、レガシィなど4WD車種に強みのあるメーカーとして現在はその地位を確立しています。

                    デザイン 全般的に機能美優先のデザインの車が多いです。外観も内装においても派手さや個性よりも、走行性や操作性を意識したデザインの傾向が見られます。ただ最近はスバルR2、インプレッサXVなどデザイン志向の車も登場してきています。
 走行性能 4WD車にはラリーで培った高性能な4WDシステムを投入しており、オフロード走行で高い性能を発揮します。また国内唯一の水平対抗エンジンを搭載するメーカーでもあり、水平対抗エンジンのレスポンスや重量バランスもSUBARUの車独自の走行性を演出してくれます。
 その他 三菱同様、ディーラー数がやや少ないのが欠点です。また車のラインアップもやや少なめ。
 新車価格帯 120万円~300万円が主体
 主力車種  プレオ、インプレッサ、レガシィB4、レヴォーグ、エクシーガ、インプレッサXV、フォレスター、BRZなど

4WD、水平対抗エンジンの技術が惜しみなく投入されたインプレッサ、レガシィ(レヴォーグ)シリーズは世界的にも高い評価を得ています。最近は軽自動車にも力を入れてきていますが、こちらは良くも悪くも目立った個性はありません。

スズキ

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軽自動車市場では国内の最大シェアを持つスズキ自動車。普通車も近年は積極的に投入しておりますが、普通車も小型コンパクトな車種が中心です。また自動車だけでなく2輪車市場でも長い歴史と頑固なシェアを持ちます。

                    デザイン 軽自動車は実用性、機能性重視でシンプル志向のデザインな車が多いです。(ただしセレボ、コペンなど近年はデザイン志向のものもいくつか登場)普通車は欧州市場を意識したデザインが目立ちます。
 走行性能 軽自動車は軽自動車界のトヨタとも呼べるほど粗の無く扱いやすい走行性を持ちます。普通車は欧州志向のやや固めでクイックな走行性が特徴的です。
 その他 ラインアップの8割以上を軽自動車が占めます。
 新車価格帯 70万円~200万円が主体
 主力車種  アルト、アルトラパン、ワゴンR、MRワゴン、ハスラー、スイフト、ソリオ、キザシ、ジムニー、SX4、エスクードなど

スズキの車は、軽自動車と普通車とで大きくキャラクターが分かれます。軽自動車は良くも悪くも万人向けで、普通車はやや走りを好む、拘る方向けのメーカーとなります。

ダイハツ

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軽自動車、コンパクトを主力とする自動車メーカー。軽自動車市場ではスズキに次ぐ国内第2位のシェアを持ちます。トヨタの子会社となり、トヨタの小型車部門という位置付けのメーカー。開発技術などもトヨタと共有しています。

                    デザイン スズキと同じく軽自動車が主体ですので実用性、機能性重視でシンプル志向のデザインな車が多いです。ただスズキよりも若干ですが内外装とも若手層を意識したデザインの車が目立ちます。
 走行性能 全てではありませんが、ムーブやミラなど軽自動車ながら高速走行向けの走行性となっている車種が目立ちます。サスペンションが軽自動車としてはやや固めで高速時は安定しますが、日々の街乗りでは若干ストレスとなることも。
 その他 ラインアップの9割以上を軽自動車が占めます。装備などが充実している車種が多いがベース価格はスズキより若干高め。なおダイハツの普通車はほぼ全てが(ブーン、メビウス、アルティスなど)トヨタ車のOEMとなります。
 新車価格帯 90万円~200万円が主体
 主力車種  ムーブ、ミラ、ミラココア、タント、ブーン、メビウス、アルティス、コペンなど

上記でデザインや走行性能について記載しましたが、スズキやその他のメーカーの軽自動車と比べても決定的な差はありません。 ダイハツの軽自動車は装備がやや充実している分価格が一回り高めの傾向があり、そこをどう見るかがポイントとなりそうです。

レクサス

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レクサスはトヨタが展開する高級車ブランド。元々は北米市場でのトヨタという位置付けのブランドでしたが、近年はトヨタの高級、高性能カーブランドとして方向性を固めており、北米のみならず日本も含め世界的にブランド展開しています。

                    デザイン 直線を多用した北米系の高級車デザインです。トヨタ車をベースとしているものもあるため、トヨタ車からの影響も色濃く残っています。
 走行性能 BMWやAUDIなどドイツ系の高級車の様に固めな走りではなく、静寂性や安定性の方を重視した日本型の高級車としての走行性能が全面に出ています。(IS-F、LFAなど一部車種は除く)
 その他 レクサス店舗のサービスの質は非常に高く、接客、メンテンナンス作業ともに一級のサービスを受けられます。
 新車価格帯 350万円~1000万円が主体
 主力車種  レクサスCT、レクサスIS、レクサスGS、レクサスLS、レクサスHS、レクサスNX、レクサスLX、レクサスRX、レクサスRC、IF-Aなど

レクサスはデザイン、走行性能ともに北米、日本よりのテイストです。欧州の高級車とはコンセプトが変わってくるため、そこをどう捉えるかがポイントになってきます。

光岡自動車

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光岡自動車はトヨタ、日産、マツダなどの他車の新車をベースにアレンジした車を販売する、一種のチューニングカーメーカーです。ただしプラットフォームやエンジン、ミッションなど基本部分は他社から流用するものの、内外装デザインは一からの独自開発であり全く別の車に仕上がっています。またキットカーと呼ばれる50cc程度の小型自動車の販売もしております。

                    デザイン 他社メーカーの車(カローラアクシオ、日産マーチ、マツダロードスターなど)の内外装を50~70年代のクラシック調にアレンジしています。パイクカーに該当。
 走行性能 走行性能は、基本的にはベースとなる車とは変わりませんが、一部サスペンションやミッションなどにチューニングを加えている車種もあります。
 その他 販売ディーラーが都市部などに限られてくるため、地方の場合は購入、メンテナンスが大変になります。
 新車価格帯 250万円~500万円が主体
 主力車種  ガリュー(我流)、リューギ(流儀)、ビュート(美遊人)、 ヒミコ(卑弥呼)、 ビュート なでしこなど

デザインをどう捉えるかが最大のポイントです。中身は最新国産車、外見は往年のクラシックカーがいいという方にはうってつけのブランドと言えるかもしれません。

まとめ

以上が国内各自動車メーカーの特徴です。それぞれのメーカーで作り上げる車の形はやはり変わってきますので、特徴を理解しておくとより自分の趣向とあった車にめぐり合えるかと思います。

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